美術史の諸言説

イコノロジー―イメージ・テクスト・イデオロギー作者: W.J.T.ミッチェル,鈴木聡,藤巻明出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1992/12/25メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 【構成】 序論 イコノロジー 第1部 イメジャリーの観念…

シンポジウムのお知らせ

以下のシンポジウムに登壇します。 「ヴァールブルク美学・文化科学の可能性」 2012年12月22日(土)14:00〜18:00 東京大学駒場キャンパス 21KOMCEE 地下 1 階 MMホール(「ムネモシュネ・アトラス」展会場) *入場無料。ただし、入場者数の制限を行なう場…

歪形するフレーム―絵画と映画の比較考察作者: パスカルボニゼール,Pascal Bonitzer,梅本洋一出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1999/11/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る絵画と映画に共通する「境界」であり「パレルゴン…

フランクフルトで開催された、第9回エコール・ド・プランタンに参加してきました。報告はこちらに→http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2011/05/post-452/

絵画をいかに味わうか作者: ヴィクトル・I.ストイキツア,岡田温司,松原知生;喜多村明星;大橋完太郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/11/24メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見るユベール・ロベールによる、予め廃墟化した…

オルセー美術館長、ギ・コジュヴァル氏によるレクチャー「ヴュイヤールの《公園》と象徴主義」の報告をUTCP blog上に掲載いたしました。 http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2010/08/report-utcp-lecture-jardin-pub/

ナビ派に関するセミナーのお知らせ

東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP) 中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」主催 セミナー「ナビ派の再発見――美術史と趣味の変遷」2010年5月26日(水) 17:00–19:00 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーション·…

アートフル・サイエンス―啓蒙時代の娯楽と凋落する視覚教育作者: バーバラ・M.スタフォード,Barbara Maria Stafford,高山宏出版社/メーカー: 産業図書発売日: 1997/03/01メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (17件) を見る

顔 (ナショナル・ギャラリー・ポケット・ガイド)作者: アレグザンダースタージス,Alexander Sturgis,田中純,小澤京子出版社/メーカー: ありな書房発売日: 2010/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 55回この商品を含むブログ (4件) を見る好評発売中です…

ピュグマリオン効果―シミュラークルの歴史人類学作者: ヴィクトル・I.ストイキツァ,Victor I. Stoichita,松原知生出版社/メーカー: ありな書房発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 32回この商品を含むブログ (8件) を見る

訳書が出ました。顔 (ナショナル・ギャラリー・ポケット・ガイド)作者: アレグザンダースタージス,Alexander Sturgis,田中純,小澤京子出版社/メーカー: ありな書房発売日: 2010/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 55回この商品を含むブログ (4件) を見…

講演会のお知らせ

UTCP講演会「多声的表象の臨界――「アジアとヨーロッパの肖像」展の軌跡と展望」 2010年2月24日(水) 17:00–19:00 東京大学駒場キャンパス|18号館4F|コラボレーションルーム1 (キャンパス内マップ:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html) …

最近の研究会でお聞きした話から、おぞましい事件を写したはずの表象が、美的なものを兼ね備えてしまうという現象について考えている。(例えば、東京大空襲後の墨田区を写した航空写真の、モダニズム絵画めいたプレーンな明瞭性。)なにか補助線となる理論…

絵画における真理〈上〉 (叢書・ウニベルシタス)作者: ジャックデリダ,Jacques Derrida,高橋允昭,阿部宏慈出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 1997/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る自分の専門との絡みで…

「イメージ論の再構築」プログラム 報告

こちらのエントリでもご紹介したUTCP中期教育プログラム「イメージ論の再構築」の集中連続イベントのうち、セゴレーヌ・ル・メン教授(西パリ大学)によるセミナー(9日開催)とレクチャー(12日開催)の報告が、公式ブログにアップロードされました。 http:…

講演会+関連イベントのお知らせ

東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」 (UTCP) 中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」主催 シンポジウム「絵画の生成論」 2009年11月15日(日) 13:00〜18:00 東京大学駒場キャンパス|数理科学研究科棟|地階大講義室 使用言語 : …

お知らせ(大阪でのイベント)

シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリーの可能性」開催のご案内 主催:日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ http://www.oralarthistory.org/ 大阪大学グローバルCOEプログラム事務局 共催:国立国際美術館 企画:日本美術オーラル・ヒストリー・…

戦争によって粉砕された顔貌を描くこと

図書館の書架の間を彷徨していて、面白そうな論文に出会す。 Emma CHAMBERS, "Fragmented Identities : Reading Subjectivity in Henry Tonks' Surgical Portraits", in Art History : Journal of the Association of Art Historians, vol.32, no.3, June 20…

講演会のお知らせ

【地中海学会 秋期連続講座「地中海の光」第5回】 「19世紀フランス絵画に見る、オリエントの光/地中海の光」 三浦篤(UTCP/東京大学) 2009年11月7日(土) 時間:14:00–16:00(開場は午後1時30分より) 会場:ブリヂストン美術館ホール[地図] 聴講料:400…

お知らせ

日仏美術交流シンポジウム「シュルレアリスムの時代−越境と混淆の行方」 ■日 時:2009年11月22日(日)午前10:30〜18:00 ■場 所:東京日仏会館 一階ホール ■主 催:日仏美術学会 ■プログラム 10:30〜10:45 開会の辞・趣旨説明 高階秀爾(日仏美術学会会長・…

お知らせ:ニューヨーク大学リンダ・ノックリン教授講演会

<Linda Nochlin リンダ・ノックリン>(Lila Acheson Wallace Professor of Modern Art at the Institute of Fine Arts/New York University, Dr. Linda Nochlin) 専門:19-20世紀の絵画と彫刻(クールベ、マネ、ドガ、セザンヌなど)、現代の美術と理論、…

お知らせ

9月12日に駒場で開催されたジャン=クロード・レーベンシュテイン氏の講演会、「絵画の作法(デコールム)と〈最後の審判〉――ミケランジェロからコルネリウスまで」の報告記事を執筆いたしました。UTCP(東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究…

イベントのお知らせ

「絵画の作法(デコールム)と〈最後の審判〉——ミケランジェロからコルネリウスまで」 講師:ジャン=クロード・レーベンシュテイン(パリ第1大学名誉教授) 司会:三浦篤 (UTCP) 2009年9月12日(土)15:00-17:00 東京大学駒場キャンパス18号館ホール[地図…

断片としての身体

Deborah Ann Harter, Bodies in Pieces: Fantastic Narrative and the Poetics of the Fragment, Stanford Univ Press, 1996. http://www.amazon.co.jp/dp/0804725071/

corps morcele

ヒッチコック-シャブロルのラインで思い出したこと。二人とも、フレームによって登場人物の身体を分断するときのやり方が上手いのだ。例えば『見知らぬ乗客』の冒頭での、膝下だけの脚が、駅の雑踏を足早に歩んでいくシーン。「見知らぬ乗客」ブルーノ(と後…

「未完成」としての断片と「フェティシズム」

フェティシズムのようなタイプの精神的プロセスが、詩的言語にもっとも共通の転義のひとつにいかに内在しているかを観察するのは興味深い。提喩(そしてそれに一番近い換喩)がそれである。部分によって実現される全体に換えて、その部分を置くこと(あるい…

講演会のお知らせ

新中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」プレイベント第2回講演会 「絵画の作法(デコールム)と〈最後の審判〉 ミケランジェロからコルネリウスまで」 講師:ジャン=クロード・レーベンシュテイン(パリ第1大学名誉教授) 司会:三浦篤 (UTCP) 2009…

カリカチュアについて(人間からその他の存在への移行)

人間の歪曲化の積極的な方法というのは、人間を何か違ったもの、人間以下のものにする方法である。そのさい、昔からヨーロッパの地獄絵で利用されていたのと同じ手法が使われる。人間は、醜い顔、漫画、怪物、野獣、骸骨、幽霊、人形、餓鬼、人造人間といっ…

活人画のアカデミスム?

19世紀のフランスで活躍した写真家Louis-Camille D'Olivierによる、ルネサンス名画風の写真の数々。 http://www.geh.org/ne/mismi0/olivier_sld00001.html ラファエッロ風だったり、ティツィアーノ風だったり、「名画」に倣った(それを口実にした?)ヌード…

お知らせ

島根県立美術館(会期終了)・横浜美術館(2009年6月12日〜8月31日)で開催中の「フランス絵画の19世紀」展特設ウェブサイトに、以下のブログ記事を寄稿致しました。 「ヴィーナスと「世界の起源」――19世紀絵画の裸体表現の双極――」 ご高覧頂ければ幸いです。…