2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
表象文化論学会第1回大会 7月1日(土)−2日(日) 東京大学駒場キャンパス(京王井の頭線 駒場東大前駅 下車) スケジュール 7月1日(土) 18号館ホール 13:30-13:45 開会の言葉(会長挨拶) 13:45-15:30 基調講演:ミハイル・ヤンポリスキー Mikhail …
J=L.ナンシー勉強会 UTCP(共生のための国際哲学交流センター:東京大学21世紀COEのひとつ)所属の若手研究者で組織している自主研究会「言葉とイメージ」班にて、ナンシーによる絵画論とキリスト教脱構築の問題についての発表とディスカッション。
空間の世紀作者: 樋口謹一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1988/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 廃墟の詩学 une douce melancolie:「メランコリー」のコノテーションの変化 そのトポスとしての「廃墟」c.f. une douc…
yos.it ローマのMondo Bizzarro Galleryで6月1日まで開催されている村田兼一氏(site)の写真展についての映像。原題は「迷宮の眠り姫」で、おそらく「眠っている」という状態こそ、少女の性的・精神的な状態を表しているはずなので、イタリア語タイトルから「…
パリスの審判―美と欲望のアルケオロジー作者: ユベールダミッシュ,Hubert Damisch,石井朗,松岡新一郎出版社/メーカー: ありな書房発売日: 1998/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る
フィレンツェにおけるエトルリア神話:ノアによって建設されたエトルリアを、トスカーナ諸都市の直接の祖先とみなし、建国から約600年後、ノアの子孫であるエジプトのヘラクレスがフィレンツェを創建したとするもの。フィレンツェ公国の二代目君主コジモ1世…
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0813915023/qid%3D1147011175/249-9356216-4796354 Elizabeth Wanning Harries, he Unfinished Manner: Essays on the Fragment in the Later Eighteenth Century, Univ of Virginia Pr, 1994. 18世紀西欧の芸術全…
Jennifer BloomerのArchitecture and the Text: The (S)crypts of Joyce and Piranesiを読んでいて、目に止まった一節。 ピラネージの建築は汚染されている。それは、仮にアナクロニズムを許容するならキッチュであり、数々の漂積物、整理された物質と未整理…
カルチュラル・スタディーズ入門 (ちくま新書)作者: 上野俊哉,毛利嘉孝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/09/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (52件) を見る藝大に行ったら「geidai art plaza」という、恐らくは独行法下…
ドイツ表現主義の彫刻家 エルンスト・バルラハ展(〜5/28)東京藝大美術館 二次元上の精確な線が、次第に三次元上の簡略化された量塊へと化していくプロセスが辿れる。彫・塑像の衣服の襞も、最小限の運動性(ないし静止性)を表すものへと抽象化されていく…
Amazon.com: Architecture and the Text: The (S)crypts of Joyce and Piranesi (Theoretical Perspectives in Architectural History and Criticism Series) (9780300063028): Jennifer Bloomer: Books Amazon.comのページ。書籍の引用先まで分かるので、関…
戦前からシュルレアリストとして活躍していた写真家、後藤敬一郎による人形写真。 (読売新聞社のムック『The アンティーク 人形と飾り箱』1990年からスキャンしたもの。)パリで蚤の市に行ったときも、こんな風に壊れたまま投げ出されている人形たちがいた。
色彩の画家 梅原龍三郎展(日本橋三越にて5月16日−28日、以降11月6日まで、心斎橋大丸、京都大丸、札幌大丸を巡回) 彼の中国・満州経験が、例えば藤島武二の朝鮮・琉球経験と比較してどのようなものであったのか? (c.f., artscape展覧会評 西欧の「イデア…
アルブレヒト・デューラー『星図、北星天/南星天』1515年
類似に基づく連想から見つけ出した画像。 踊るニンフたち、左から ヤン・ロスト(ブロンズィーノの下絵に基づく)『春』1546年、踊るフローラ マドレーヌ・ヴィオネ『浅浮彫』1931年、衣を翻す活人画(画像はこちらから) オールフ・ヴィフ『選帝侯アウグス…
別所で書き綴っていた文章の内、展覧会や書籍、映画に関するレビューを、こちらにもup。まずは2003年12月から2004年3月分まで。 reiという男性の語り手を措定して展開していたテクストなので、一人称がところどころ「僕」になっていたりするかもしれないけれ…
立教大学タッカーホールで行なわれた、ヴィム・ヴェンダースの講演会へ。まずはオムニバス映画『テンミニッツオールダー』に収められた、『12 miles from Trona』が流れる。誤って向精神薬入りのクッキーを大量に食べてしまった男が、一人自動車に乗って病院…