イベントのお知らせ

「絵画の作法(デコールム)と〈最後の審判〉——ミケランジェロからコルネリウスまで」
講師:ジャン=クロード・レーベンシュテイン(パリ第1大学名誉教授)
司会:三浦篤 (UTCP)
2009年9月12日(土)15:00-17:00
東京大学駒場キャンパス18号館ホール[地図
後援:日仏美術学会
入場無料|事前登録不要|使用言語:フランス語(日本語同時通訳つき)
お問い合わせ:image.studies[at]utcp.c.u-tokyo.ac.jp
〈内容〉
個性的な視点と斬新な手法でつねにフランス語圏の美術史学を活性化してきたジャン=クロード・レーベンシュテイン氏。UTCP新中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」では、7月のダリオ・ガンボーニ教授招聘につづくプレイベントとして同氏をお迎えし、最新の研究成果をご講演いただきます。テーマは〈絵画の作法 (décorum)〉。ルネサンスから19世紀までを大胆に横断しながら、絵画作品とそれが置かれる〈場〉との複雑な関係を解きほぐし、同時に芸術家が聖俗権力から自らを解き放って独自の地位を獲得していく歴史的過程を鮮やかに描き出します。
〈講師紹介〉
Jean-Claude Lebensztejn 高等師範学校に学び、パリ第1大学で長く美術史を講じた。現在、同大名誉教授。アメリカ合衆国、カナダ、台湾の各地でも客員として教鞭を執る。著書に Zigzag (1981), Chahut (1989), L’art de la tache (1990), Jacopo da Pontormo (1992), Annexes – de l’œuvre d’art (1999), Etudes cézanniennes (2006) 〔後二者は邦訳近刊〕など多数。
UTCPサイト:http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/09/utcp_lecture_jeanclaude_lebens/

駒場でも様々な学会でも、最近は新しいものの胎動を感じさせられることが多い。こういうムーヴメントの中に身を置けることは、本当に僥倖だと思う。