2005-01-01から1年間の記事一覧

スウェーデン在住のMr.h氏(この敬称のつけ方は変だな)のブログにエントリーされていた記事。Visionary Architectsと呼ばれる18世紀フランスの建築家、ルクーとブレについて。June 20, 2005 Lequeu May 09, 2005 Boulleeプロフィールページを見るとMr.hはI…

http://www.alenapoli.org/perle/mna4.htm彫像のヴェールについて Francesco Queiroloという彫刻家の『幻滅(Il Disinganno:真理を悟らせるという意味もある)』と題された作品の画像を探していて見つけたページ。サンセヴェロ教会(Sansevero=真実なき?)…

http://www.cca.qc.ca/table.asp?langeng(Canadian Centre for Architecture)http://www.cca.qc.ca/pages/Niveau3.asp?pagesoane&langeng2001年開催のジョン・ソーン展

たとえこの句がニーチェの手によって書かれたものであることに人びとが確信をもてると思っても、おそらくこの句はニーチェのものではないかもしれない。自分の手で書くとは、いかなることなのか?人は自分の手で書くあらゆるものを引き受け、それに署名する…

http://www.feugereux.info/l3/ledoux.htm:ルドゥーについての情報サイト。まだ構築途中だが、文献情報が若干載っている。 M. Raval, Claude Nicolas Ledoux, Arts et métiers graphiques, Paris, 1946H. Leclerc, Au théâtre de Besançon, 1775-1784, Claud…

磯崎新(写真:篠山紀信)『磯崎新の建築談義#10 ショーの製塩工場』六耀社、2001。(ISBN:4897373921)フランス革命の前後を生きたヴィジオネールの建築家、C.N.ルドゥーとその作品を、建築家磯崎新が語る。聞き手は五十嵐太郎。幾何学的な純粋形態を追究し…

読了本エピキュリアンたちの首都作者: 三宅理一出版社/メーカー: 學藝書林発売日: 1989/02メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る18世紀の建築や建築理論と、同時代に盛んであり、多くの建築家や知識人たちも参画していたフリーメ…

デリダの「尖筆とエクリチュール」論についての参考URL(『言語態』サイトより)http://form1.fc2.com/form/?id39246

sepolcrale:墓の pietra sepolcrale墓石、iscrizione sepolcrale墓碑銘、poesia sepolcrale墓畔の詩(グレイヴヤード・スクールの影響で19世紀に流行)。

古代ローマにまつわるデータベース http://www.coe.l.u-tokyo.ac.jp/arc/index_j.html ピラネージとローマ志向の理論家たち デコデ『ローマの古代建築(Edifices Antiques de Rome)』(1682) デ・ロッシ『市民建築(Architettura Civile)』(18世紀初) ロ…

新古典主義の紙上建築に関する文献

Vidler, Anthony, Claude-Nicolas Ledoux : architecture and social reform at the end of the Ancien Regime, Cambridge: MIT Press, 1990.(工・建築 226:V.11 ) Bergdoll, Barry,& Lessing, Erich, Karl Friedrich Schinkel : an architecture for Prussi…

Bender, John, Imagining the Penitentiary: Fiction and the Architecture of Mind in Eighteenth-Century England, Chicago & London: The University of Chicago Press, 1987. 監獄というテーマを、フーコーを援用しつつ、文学作品や図像の中に現れるイメ…

ピラネージ基礎資料

G.B.ピラネージの銅板→ローマ国立銅版画博物館 (Calcografia nazionale, Roma) 参考サイト:http://www.grafica.arti.beniculturali.it/calcogra.htm/http://www.grafica.arti.beniculturali.it/col_calc.htm ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(Giova…

北方ヨーロッパの建築画家たち

ユベール・ロベール(Hubert Robert) ジョン・マーティン(John Martin) カール・フリードリヒ・シンケル エルトマン・フンメル

18世紀の舞台背景画家(シェノグラフォ)たち

ジュゼッペ・ガッリ・ダ・ビビエナ フェルディナンド・ガッリ・ダ・ビビエナ フィリッポ・ユヴァーラ 紙上建築のギャラリー→Architecture on Paper

新古典主義のドラフツマンたち

ジャン=ロラン・ルジェ(Jean-Roland Lejay?スペル未確認:生没年不詳) 古典古代のローマの姿を幻想的に描いたドローイングを残す。1737年〓42年頃までローマ滞在。若き日のピラネージに影響を与える。ローマを去った後、プロイセンのフリードリヒ大王に雇わ…

しかしこうして無節操に過去を引用した[ル・ロランやブレらの舞台背景画の]凱旋門の構図の暴露するものは、それゆえ歴史の倒錯、つまり〈歴史〉を事実の継続関係の蒐集から経験的諸領域の基本的存在に堕落させることに他ならない。 古代のモチーフが探し求め…

ロードリ神父 M.A.ロージェ(Marc Antoine Laugier) キャトルメール・ド・カンシー(Quatremere de Quincy 1755-1849) 『その起源、原理、趣向において考察され、かつギリシア建築と同じ関連のもとで比較されたエジプト建築』(1783)など。 Home | Duke Uni…

群衆の都市

Unreal City, Under the brown fog of a winter dawn, A crowd flowed over London Bridge, so many, I had not thought death had undone so many, Sighs, short and infrequent, were exhaled, And each man fixed his eyes before his feet. T.S.Eliot, T…

明治期におけるナショナル・アート・ヒストリーの樹立

文化財概念の成立 1871:町田久成ら、「古器旧物」の保存を訴える太政官宛の献言書。「集古館」設立構想。 →「古器旧物保存方」 寺社財産の捕捉とウィーン万博出品の目的。「文化財」概念によるものではない? 1872:博覧会場を恒久展示施設とする形で、集古…

montage collage assemblage

Wikipediaの記述より、フォトモンタージュ。

絵の中の紙片

小紙片(カルトリーノ)への署名は広く行われたが、たまたま17世紀スペインの絵画を見ていて、面白い作品を数点見つける。・ディエゴ・ベラスケス『黒衣のフェリペ4世』1623〓28年頃→右手に持った白紙のカルトリーノ(手紙?)・ディエゴ・ベラスケス『ブレ…

絵画の細部から

・ラファエロ『フォリーニョの聖母(Madonna di Foligno)』1511〓12年,板(現在はカンヴァス)・油彩,320×194cm,ヴァティカーノ絵画館. →中央のプットーの持つ、何も書かれないマーブル模様の銘版(寄進者の誓願分が消えたのか、書かれる以前に死亡したのか…

西美インターンシップ(応募〆切3月11日):大学院生程度の専門性と具体的な研究計画が求められているようです。

肖像画というトポス:似姿の振幅、そして不在者の肖似性の根拠

フィレンツェの商人たちにとって、なかでもとくに貴重だったのは、フランドルの画家たちの「強烈に迫り観察する注意力」によってもたらされた、寄進者とその肖像画との迫真的な類似性だった。奉納物の神秘的な力を信仰していたフィレンツェの人びとはいまだ…

夜更けの遊歩

「危険な散歩」 萩原朔太郎春になって、 おれは新しい靴のうらにごむをつけた、 どんな粗製の歩道をあるいても、 あのいやらしい音がしないやうに、 それにおれはどつさり壊れものをかかへこんでる、 それがなによりけんのんだ。 さあ、そろそろ歩きはじめた…

nomi in cornice

石に文字を彫ること:モーセの十戒=石の板に書き込まれた神の言葉

コラージュ・シティ

金沢旅行の際に、21世紀美術館のミュージアム・ショップで目に付いて購入したコーリン・ロウ+フレッド・コッター『コラージュ・シティ』(渡辺真理訳、鹿島出版会、1992.ISBN:4306061124)。補助線として援用する理論の出典が明確でなかったり、オリジナル…