ピラネージ基礎資料
G.B.ピラネージの銅板→ローマ国立銅版画博物館 (Calcografia nazionale, Roma)
参考サイト:http://www.grafica.arti.beniculturali.it/calcogra.htm/http://www.grafica.arti.beniculturali.it/col_calc.htm
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(Giovanni Battista Piranesi, 1720〓1778年)の息子フランチェスコ・ピラネージ(Francesco Piranesi, 1758〓1810年)の死後,ピラネージの銅版はすべて,著名な出版業者であったアンブロワーズ・フィルマン・ディド(Ambroise-Firmin Didot, 1790〓1876年)に買い取られました。亀井茲明が購入した『ピラネージ版画集』は,1835〓39年にフィルマン・ディド兄弟出版社より発行された版にあたります。
その後,ローマ法王グレゴリオ16世(在位1831〓46年)の指示により,1839年にピラネージの銅版はディドからローマに返還され,現在,ローマ国立銅版画博物館 (Calcografia nazionale, Roma) に永久保存されています。
(http://www.picure.l.u-tokyo.ac.jp:8080/Kamei.htmlより。)
邦文参考文献
ピラネージと古代ローマの壮麗
ピラネージと『カンプス・マルティウス』
ピラネージ建築論対話 (acetate)