objet-livre

ルドゥーによる書籍の物質的な側面について。
1773年頃(仏革命による投獄以前)から、作品の版画化と刊行を企てる。リュック=ヴァンサン・ティエリーによる年刊パリ旅行案内に、この出版計画についての言及がある。(しかし、なんでパリガイドに?)
活字は有名なフェルマン・ディド社のもの(一時期ピラネージの原版もこの印刷所に所蔵されていた)。『建築書』は当初『趣意書(Prospectus)』同様パトリという印刷所から刊行の予定だったが、最終的にはペロノーから出版される。
http://en.wikipedia.org/wiki/Firmin_Didot