装飾への眼差し

ひるがえって、ロココの室内壁面には、場面も空間も存在しない。そこではすべては建築的な壁面の分節の従った「装飾」と化してしまっているからである。

岡崎乾二郎ルネサンス 経験の条件』筑摩書房、2001、12頁)

c.f.ゴンブリッチ『手段と目的』平凡社