2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

・プラド美術館展(東京都美術館〜6/30) ベラスケス、エル・グレコ、ムリーリョ、ゴヤと言ったスペイン勢をはじめ、ティツィアーノ、ルーベンスなど、「巨匠」の作品が少しづつ取り揃えられている。作品数は少なめだけれども、コンパクトに纏められている分…

お知らせ その2

やはり地中海学会のML経由で、法政大学エコ地域研究所主催の国際シンポジウムの案内も回ってきました。 2006年度国際シンポジウム 「中部イタリア都市における水辺空間の再発見−パルマとフォンタネッラートを事例に−」 中部イタリアの魅力的な都市、パルマの…

お知らせ

建築史学会の大会シンポジウムの案内が、地中海学会のメーリングリスト経由で回ってきました。なお「建築史学会の会員でなくても御参加いただけます」とのことです。 2006年度建築史学会記念シンポジウム □日時 2006年4月22日(土) 14:00〜17:00 □会場 東京…

Big BangをBig banと書いてしまったり、desirをなぜか英語綴りでdisireとしてしまったり、早くも木の芽どきな今日この頃ですが。ベルメールつながりで。「身体完全同一性障害」という一種の精神疾患があるらしい。自己の四肢切断を希求したり、四肢の完全性…

Frances YatesのGiordano Bruno and the Hermetic Traditionの翻訳を、仲間内でやり始めた。まだ確実なことは何も言えない段階だけれど、もしかしたら邦訳書という形になるかも。といっても、自分としては18世紀の建築家たちにフリーメイソン思想が共有され…

・Anatomie du desir ハンス・ベルメール展(ポンピドーセンター) ベルメールの作品(主にドローイングと写真)を年代順に並べた展示。人形の実物展示は一体、オブジェ作品が二点。量的にかなり充実している。作品集や日本での展示ではあまり見かけない作品…

あるゼミにて、明治20年代のギリシア幻想について分析した拙論を発表する機会をいただく。フェノロサや岡倉天心、伊東忠太らのギリシア熱(=日本美術史の起源に存在するギリシア)が、明確な歴史意識に支えられたものであるのに対して、志賀重昂の国土や風…