お知らせ その2

やはり地中海学会のML経由で、法政大学エコ地域研究所主催の国際シンポジウムの案内も回ってきました。

2006年度国際シンポジウム
「中部イタリア都市における水辺空間の再発見−パルマとフォンタネッラートを事例に−」
中部イタリアの魅力的な都市、パルマの大学から教授、助手、そのもとで価値ある卒業研究をした若手を招き、パルマとその隣の中世・ルネサンスの水の町、フォンタネッラートについて発表してもらいます。内部の水路網で組織された「水の都市」を対象とする歴史とエコロジーの両面からの研究方法について、興味ある話が聞けます。
また、L.ベネーヴォロの弟子で、多くの作品を手掛けてきた優れた建築家である教授からは、イタリアの建築界において、設計、研究の在り方が時代の価値観の変化を背景にどのように変遷してきたのか、その豊かな経験を話していただきます。イタリアの設計の考え方、大学での建築教育についても知るよい機会だと思います。
日時:2006年4月15日(土)13:00〜17:00
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 80年館7階 大・中会議室
(正門から見てキャンパスの左奥の方に位置します)
参加申し込み不要/参加費無料
〔プログラム〕
アルベルト・マンブリアーニ(パルマ大学教授・建築家)「イタリアにおける建築設計と研究調査の方法上の変遷」
フェデリカ・オットーニ(パルマ大学卒業)「水の都市フォンタネッラート−空間構造の歴史的形成−」
マルコ・ベッニチェーリ(パルマ大学助手・建築家)「パルマ−水の視点から読む都市形成−」
コーディネーター:陣内秀信(エコ地域デザイン研究所所長・法政大学工学部教授)
法政大学大学院
エコ地域デザイン研究所
184-8584 東京都小金井市梶野町3-7-2
http://eco-history.com

(なお、メールに付されていた担当学生の個人名や連絡先は、ウェブ上に公開することを鑑みて省略しました。その他は、ML上の文章をコピー&ペーストしたものです。)