2006-03-03から1日間の記事一覧

あるゼミにて、明治20年代のギリシア幻想について分析した拙論を発表する機会をいただく。フェノロサや岡倉天心、伊東忠太らのギリシア熱(=日本美術史の起源に存在するギリシア)が、明確な歴史意識に支えられたものであるのに対して、志賀重昂の国土や風…