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今日、欧明社(フランス語書籍専門店)のレジ前で発見したもの。
http://www.amazon.fr/Penseurs-japonais-Dialogues-du-commencement/dp/2841621189/ref=sr_11_1/402-4864259-6979358?ie=UTF8
日本でもけっこう話題になっているものなのだろうか?
「現代日本の思想家」である、石田英敬、港千尋、西谷修、宇野邦一、中沢新一、香山リカ、吉本隆明、小林康夫、新宮一成、鵜飼哲、吉増剛造、鷲田清一、松浦寿輝、松葉祥一、米山優、福居純といった面々に対してのインタビューが収められている。人材の選択基準がどこにあるのかが不明だけれど、フランスでも流通しているような日本の思想誌の執筆陣からピックアップしたのだろうか?ざっと立ち読みしただけなのですが、記事中の日付表記で西暦ではない暦(斜め読みなので詳しく見ていないが、5千何年とあったのでユダヤ暦かもしれない)を採用していたりと、なんだか不思議というか、狐に摘まれた感じのする本。「マツウラ氏はひっきりなしに煙草を吸って、とてもおだやかに話す」といった仏語の文章に、depaysement的な居心地の悪さを感じてしまう。
フランスではどういう反応なのか、興味を惹かれるところ。