Une saison en enfer
ひょんな切欠から、私の中で勝手に始まったボーイ・ジョージ・レトロスペクティヴ。どうせならこれを契機にこの手の人たちを一気に極めようと、Visage(Steve Strange)、Classix Nouveaux(Sal Solo)、Dead or Alive、Spandau Ballet、Adam and the Ants、Duran Duran、Soft Cell、Marilyn、Zaine Griff、T.Rex、The Cure、Bauhausなどと雑駁に浚ってきて、最近ようやくJapanに辿り着いたところ。ある方からお薦め頂いた、David Sylvianの『The Secrets of Beehive』というアルバムは、静謐な瞑想性が美しい。自分の精神の奥底にある原初的な部分へと、沈潜していくような錯覚を覚える。私の中のDavid Sylvianは、なぜかアルチュール・ランボーのイメージで固着している。ちなみに若き日のSteve Strangeは『さかしま』のデゼッサント。