フランス留学関連情報

フランスでの両替や銀行口座開設の手続きについていろいろ調べていると、「郵便局が手数料も安くて良い」という話をよく目にする。あれ?フランスの郵便局も日本と同様に銀行業務を行っているの?と疑問に思って検索してみたら、ニッセイ基礎研究所の調査員による、次のような調査レポートを見つけた。
「フランスの民営化生保CNPと郵便局ラポスト」5-6ページの記述によれば、フランス郵便局の業務は、郵便部門、小包・物流部門、そして金融サービス部門banque postale(2006年に子会社化)の三つがあると言う。(表題の生保部門は、民間企業であるCNPの保険商品を郵便局の窓口で販売する、という提携形態をとっている。)
つまり両替も口座開設も、問題なく郵便局で行えるということ。投資信託商品の販売なども行っているみたいだけど、学生には縁のない世界だ。

ちなみに、フランス国内銀行の口座を、日本国内で事前に開設しておく方法もある。三菱東京UFJ銀行を取り次ぎ窓口にすると、ケスデパーニュ・イル・ド・フランス・パリ貯蓄銀行Caisse d'Epargne Ile-de France Paris)のユーロ建て貯蓄口座が開設できるのだ(詳細を記したMUFJのページ)。もっとも、口座開設最低預入金額が1,000ユーロ(約16万円)必要だけれど。しかも、日本からの入金は、外国送金扱いになるので、かなりの手数料を取られることに。

フランスの銀行口座についてのサイト。
http://workingholiday-net.com/France/panel/Fr/Life/life_bank.html