文学・言語関連のシンポジウムのお知らせ

翻訳の詩学――〈エクソフォニー〉を求めて
日本語とドイツ語の両言語で旺盛な創作活動を繰り広げている、国際的に著名な作家・多和田葉子氏を囲んで、現代英米文学の翻訳・紹介で名高い柴田元幸氏、フランス文学の翻訳および評論で知られる野崎歓氏、そしてフランス文学研究者にして期待の若手作家である小野正嗣氏が、多和田氏の翻訳論『エクソフォニー 母語の外への旅』にちりばめられた刺激的論点を手がかりに意見交換を行ない、翻訳そして創作をめぐって討議する。
日時: 2006年11月15日(水)18:00〜
場所: 東京大学駒場キャンパス 学際交流ホール(構内地図;正門入ってすぐ)
■問い合わせ先■
総合文化研究科言語情報科学専攻 TEL:03-5454-6376 
http://gamp.c.u-tokyo.ac.jp/event/

第6回LAC国際シンポジウム「新しい小説<ヌーヴォーロマン>から小説の未来へ」
『浴室』『ムッシュー』などで知られるベルギーの作家ジャン=フィリップ・トゥーサン氏、『熊の敷石』『おぱらばん』などで著名な作家堀江敏幸氏、ジャン・エシュノーズなどフランス現代小説の翻訳で知られる谷昌親氏をお招きして、トゥーサンの翻訳やフランス文学にかんする著作を発表している野崎歓とともに、20世紀後半から現在のフランス小説の展望を論じ合う。
日時: 2006年11月27日(月)18:00〜20:00
場所: 東京大学駒場キャンパス 学際交流ホール(構内地図;正門入ってすぐ)
■問い合わせ先
東京大学LAC事務局 TEL:03-5454-4865
http://www.lac.c.u-tokyo.ac.jp/laccolloque.html

トゥーサンはよく日本に来るなあ。