図書館という場所

図書館は共同体にとって、焦点となる場所、聖なる場所です。なぜ聖なる場所かといえば、それは図書館がだれでも入れる、あらゆる人に開かれている場所だからです。図書館はみんなの場所です。
(アーシュラ・K. ル=グウィン「わたしの愛した図書館」(1997年)、『ファンタジーと言葉』青木由紀子訳、岩波現代文庫、2015年、33頁)