人間そっくり

バロック期のセヴィリヤの彫刻家、Juan Martínez Montañés(マルティネス・モンタニェス)の作品が数多く載せられているブログを見つける。
http://elpretorio.blogcindario.com/2008/06/03918-425-anos-del-nacimiento-de-un-genio-juan-de-mesa.html

他日の記事にも、着衣の木彫聖像の写真が登場する。ブログタイトルの背景画像など、ガラスの眼の嵌められた着色聖像。何処にある誰の作品なのか。スペイン語が分からないのが残念だ。
ルネサンス期イタリアの奉納蝋人形もそうだけれど、どうして「詳細に似ている模像」は、生身の人間からかけ離れた白大理石の彫像などよりも遥かに「不気味」に見えるのだろう。