2005-12-31から1日間の記事一覧

岡倉天心(日本美術史講義におけるギリシア文明東漸説)や伊東忠太(法隆寺エンタシス説)の「ギリシア幻想」を追っていて面白いのは、むしろ「ギリシア的なもの」の幻視がさかんになった明治20年代を過ぎてからの彼らの進路である。天心は、インド訪問の際…