拙論(昨年の表象文化論学会での発表を修正したもの矢代幸雄論)が、このたび『表象文化論研究』として刊行されたようです。大正教養主義という流れを俯瞰した上での矢代の位置を示せれば良かったのですが、そこまでは至れず……総花的な論点を求心させるためのポイントが今ひとつ見つからず、そこも反省点です。