Béatrice Didier, "Ledoux, écrivain", édité par Ternois Daniel, Soufflot et l'architecture des Lumières, SNRS, 1980, pp.253-259.
『スフロと啓蒙主義時代の建築』と題された論集に収められた、「著述家」としてのルドゥーに焦点を当てた論考。装飾過剰で誇大妄想的、論旨にしばしば飛躍や錯乱が見られ、従来よりillegibleと称されてきたルドゥーのテクスト(L'architecture considérée sous rapport de l'art, des moeurs et de la législation 芸術、習俗、法制との関係の下に考察された建築)を、ロマン主義的なエクリチュールを胚胎させたものとして捉えている。