2006-07-17 ■ 起源と古代をめぐる言説 起源と古代をめぐる言説 古代の幻―日本近代文学の“奈良” (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 浅田隆,和田博文出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2001/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る冒頭章に収められたシンポジウム記録「古代という幻の装置」をコピー。文学研究の分野では、明治後期からの「ギリシア幻想」に対する研究がずいぶん進んでいるらしいことを実感する。方法論においても、テーマ設定においても、美術史研究は文学研究を後追いしている感がある。 新創刊雑誌『ZERO SITE/SITE ZERO』に寄稿した論考は、大幅に加筆した上で英訳するつもりでいる。「何か英語の媒体に」投稿することを勧められたけれど、さてどこがいいのだろう?