2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

思考の屑篭

言語を用いた時間芸術であるテクスト作品を「忠実に」映画化しようとするとき、どのような方法がありうるだろうか。 例えばロベール・ブレッソンは、「語る声」と同時に、テクストの「書かれた文字」としての側面を重視した。この特徴がとりわけ顕著に現れた…

ルイス・カーン(ルイ・カーン)と「建築のスピリット」の体現としての廃墟

ルイス・カーン建築論集 (SD選書)作者: ルイスカーン,前田忠直出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る 沈黙と光について一言。建設中の建物はいまだ苦役を知りません。存在…