2010-06-30から1日間の記事一覧

思考の屑篭

多木浩二はフランスの地理学者ルプティを引きつつ、サン・テティエンヌという小都市に関する記述に見られる時間性・空間性が、18世紀前半と後半ではラディカルな変質を被ったことを指摘している。すなわち、1718年には、この都市は時間と空間の中に固着し、…