2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

お知らせ

9月12日に駒場で開催されたジャン=クロード・レーベンシュテイン氏の講演会、「絵画の作法(デコールム)と〈最後の審判〉――ミケランジェロからコルネリウスまで」の報告記事を執筆いたしました。UTCP(東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究…

ベルギー幻想美術館:クノップフからデルヴォー、マグリットまで(Bunkamuraミュージアム) http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_belgium/index.html ゴーギャン展(東京国立近代美術館) http://www.gauguin2009.jp/

お知らせ

岩波書店の『思想』に、拙論が掲載されました。書誌情報は以下の通りです。 小澤京子「建築のヒエログリフ――クロード・ニコラ・ルドゥーによる都市構想」『思想』2009年10月号、50-80ページ. 大量の図版掲載を許可して頂いたことをはじめ、編集担当の方の多…

ノートル=ダム・ド・パリ (ヴィクトル・ユゴー文学館)作者: ヴィクトル・ユゴー出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2000/11/22メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (12件) を見る 【建築の身体・建築の皮膚】 つまり、いままで述べたことを…

ルドゥーに代表される「語る建築(l'Architecture parlante)」を、パースの記号の3分類に当て嵌めてみることはできないだろうかと、ふと考える。建築物の外観が、その用途や性質、住人の身分を直接に物語っている(例えば、「樽職人の仕事場」としての建築…

車窓に映る自分の顔

夜汽車の窓が鏡面と化すというテーマに関して、今までご教示頂いた作品。 ジャック・ターナー『ベルリン特急』 テレンス・デイヴィス『ネオン・バイブル』 クロード・ルルーシュ『男と女』 イングマール・ベルイマン『沈黙』 下のリンクは、映画通の先輩が見…

この詩がナルキッソスの泉から語り起こされていること、そして、この「危険なる鏡」に映った像によって主人公の愛が引き起こされていることを考えあわせてみれば、「像」への愛こそがこの『薔薇物語』の真のライト・モティーフであるように思われてくるだろ…

イベントのお知らせ

「絵画の作法(デコールム)と〈最後の審判〉——ミケランジェロからコルネリウスまで」 講師:ジャン=クロード・レーベンシュテイン(パリ第1大学名誉教授) 司会:三浦篤 (UTCP) 2009年9月12日(土)15:00-17:00 東京大学駒場キャンパス18号館ホール[地図…