2008-06-05から1日間の記事一覧

visage urbain

ex voto

考古学博物館の収蔵品から。 上段はex votoと呼ばれる奉納物。病に冒された身体部分の模造を神に捧げ、快癒を祈願したもの。手や脚、頭部などの表現はとてもリアルなのに、生殖器関連は妙に抽象化・形式化された造形になっていた。 頭部のない石像は、紀元後…

カミーユ・クローデル展

サン・ベニーニュ教会付設の考古学博物館(かつての僧院)にて開催中のもの。 展示されている作品数は決して多くはなかったが、15歳から壮年まで、作風の変遷を辿れる構成となっていた。アルフレッド・ブシェール(彼女のアカデミー時代の師)やロダンの作品…