2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

西洋との対話

児島喜久雄(1887―1950):矢代の帝大時代からの友人。レオナルド・ダヴィンチ研究。リップス、マックス・フリートレンダーらドイツ系美学・美術理論を継受。 阿部次郎(1883―1959):ドイツの美学者テオドール・リップスによる「感受移入論」の、日本への紹介…

レオナルド関連シンポジウム

メールマガジンから抜粋。 シンポジウム 「レオナルド・ダ・ヴィンチの世界—各分野から見たその実像」 日時: 5月26日(土曜日) 14:00〜16:45 会場: 恵泉女学園大学 J202教室(大階段教室) 主催: 恵泉女学園大学、平和文化研究所、社会・人文学会/後援:…

西洋との対話

4月28日のエントリーでも触れた矢代幸雄『西洋美術史講話』(1921)では、1925年刊行のSandro Botticelliで用いられることとなる基礎的分析概念が、既に体系的に提示されている。「古典的=南欧=ギリシア思想=自然への志向」と「ゴシック=北方=キリスト…

ヴィンケルマンについて

Eliza Marian Butler (1885-1959): The Tyranny of Greece over Germany ― A study of the influence excercised by Greek art and poetry over Great German writers of the eighteenth, nineteenth and twentieth centuries (1933) 参考になるかならないか…

西洋との対話

加藤哲弘「近代日本における美学と芸術研究」2002年。科研の報告書らしい。 http://homepage2.nifty.com/katotetsu/tk01text.pdf

西洋との対話

三浦藤作『民衆藝術夜話』秀山堂文庫 趣味叢書1、1926年(大正15年) これも書庫でたまたま見つけた一冊。少なくともこの時代から、「民衆芸術」という概念や「民衆教化・社会教育としての芸術教育」という発想のあったことが伺える書。「民衆芸術」のカテゴ…