2006-07-06から1日間の記事一覧

「文化国家」や「文化的統合の象徴」を論ずる上での最大の困難は、「文化」概念の定義や射程が論者によって異なることだ。例えば矢代は、「芸術」と置き換えても通じるような、ある種の高踏的な趣味判断によって選び取られる対象を「文化」と名指しているよ…

幻影のローマ―“伝統”の継承とイメージの変容 (シリーズ歴史学の現在)作者: 歴史学研究会出版社/メーカー: 青木書店発売日: 2006/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る“帝国”―グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性作者: アント…