2004-10-23から1日間の記事一覧

見たものすべてを言語化しようとする、偏執的なまでの情熱。 ユイスマンスの列挙癖について。 (宝石の名やら、モローやルドンの絵画のディスクリプションやら、珍奇で無気味な花々の細密な描写やら。)テオフィル・ゴーティエの執拗なまでの描写を前に真っ…

明治期日本の美術制度について 北澤憲昭『眼の神殿:「美術」受容史ノート』美術出版社、1989.(asin:4568201314) 北澤憲昭『境界の美術史 : 「美術」形成史ノート』ブリュッケ、2000.(asin:4434002147) 木下直之『美術という見世物:油絵茶屋の時代』平…